2013年12月28日土曜日

G R A V I T Y



以前の記事に書いた映画「ゼロ・グラビティ」見に来ましたよ!!




上映日を勘違いしていて、初日公開に観に行けなかったのが残念でしかたがないのですが、ネットの反響が凄まじかったので、ある意味、完璧なコンディションで映画を観る事ができました(笑)



毎度毎度書きますが、全うな感想を言うと絶対にもうそれ他の人のブログで見た。という事に絶対なるのでできるだけそう言うのは避けて行きたいです【例えば、ISSで宇宙服を脱いだサンドラ・ブロックは本来オムツを履いているはずなのだが、エイリアンのリプリーを意識して云々、あそこは羊水の中の胎児のイメージーetc】

まず、個人の趣味的感想。


あぁぁぁぁぁぁぁぁハッブル宇宙望遠鏡がぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁエクスプローラーがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁISSがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ
なんてことしてるんだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁやっぱ宇宙服カッコイイィィィィィィィィィ





という感じで最初に思ったのが3D凄い!って所です。

若干脱線しますが、自主制作で宇宙を表現するときって実はすっごく難しいんです。
というのも宇宙空間はパースを作る物が存在しないので遠くのものも近くに感じでしまいます。
実際、星ひとつひとつに遠近感をつけてなんて出来ないので、実際ただの平面なんですよね。
ですからグリーンで撮った物を、作った宇宙空間に合成しても、何だか凄くのっぺりしてるんですよ。
気にしない人は気にしない程度なんでしょうけど、僕はすっごく気にしちゃうので、実際、宇宙空間を合成するとき、分からないにしても3Dで五面作って合成してたりします(ほとんど意味はありません)


んで今回の映画3Dなんだから立体感あって当たり前と言えばそうなのですが、ほんっっっとうに宇宙に奥行があるんですよ。特にサンドラさんがアームから吹き飛ばされて宇宙に放り出されるシーンの奥行は凄まじい物でした。宇宙空間の果てしない広がりを表現できちゃっているんです。


最近の3D映画というのは「飛び出す」ではなく「奥行がある」が正しいのですが、奥行あってどうするよ?って3D映画も少なくありません。しかし、ゼロ・グラビティは相性完璧です。

そう!その奥行が欲しかった!そんな長年の不満を解消してくれただけでも観に行く価値がありました。



そしていたるところに現れる2001年宇宙の旅のオマージュ。まぁコレも語るはやめておきますが、2001年好きとしてはとりあえず触れておこうと思います。

パンフレットにも書かれているのですが、これは現代の2001年宇宙の旅だという事です。
2001年では人類の進化を描いていましたがゼロ・グラビティでは生命の誕生。母なる地球に地に足をつける事の意味。そう言った作品であるといえます。



普通に何も考えずに見れば、スペースパニック映画です。そして、それでも間違いはありません。ソレを楽しむ為にある種のアトラクションとして、この映画を観る事は何も間違っていません。しかし、これは人間賛歌であると、そう言う事を理解して劇場に足を運ぶとまた見方が180度変わります。


特に最後の地上に足を踏んで歩いていくサンドラ・ブロックの後ろ姿からのタイトル「GRAVITY」の文字で〆なのは鳥肌ものですね。


まぁ何が言いたいかというと有無を言わずに観に行け3Dで!それだけです。




そしてゼロ・グラビティに触発されてこんな作品作りましたというだけ宣伝しておきますね(笑)


























さっそく付録部に載せてもらいました。キネコさんありがとうございます。

付録部 blog-bu : 【動画】勝手にゼログラ公開記念! 自主制作特撮ムービー 『ガリバー宇宙漂流記
http://blogbu.doorblog.jp/archives/52512868.html  



https://twitter.com/blogbu



最後は露骨なステマでした





2013年12月18日水曜日

4Dパズル宇宙飛行士


買いました。ヨドバシだと650円。安いですね。


何で買ったかというのは色々事情がありまして、事情を知ってる友人は察せると思います(投げやり)





中身はこんな感じ、4Dパズルという名前だけあって、組み立てて終わりでは無く、何度もバラシたりして楽しむ物だそうです。(それ目的で買った訳ではないが)


さらに開封。   ( `・ω・) ウーム… これは何というか・・・



で、組立て、一応パズル的に組み立てる早さを競うやつなんですが、無視して時間図らずに適当にやりました(笑)

思いの他出来が良くてびっくりです。



何より重要なのは僕の作った宇宙服とほどほどに似てる所です(笑)


僕のもアポロ宇宙服を参考に作ったので似てるのは当たり前っちゃ当たり前なんですが結構アレンジ加えてるので肝心のところが似てなかったりします。


でも、ま、これでいいよ(笑)


これ何に使ったか報告できたら報告します。

ちなみにこの4Dパズル(宇宙)シリーズたくさんでてるので、集めたくなりますね!









2013年12月12日木曜日

皆勤の徒



異形の天才、降臨。
 

帯にもネットの商品紹介にもそう書かれているこの不思議なSF作品は今年の夏に出たばかりの新刊だ。

twitterでフォローしているSFクラスタの方達も絶賛の嵐だった。しかるに自分も読まなければと思ってはいたが、何分1800円というのは貧乏学生には中々手を出しにくい物もあって、興味はそそられてはいたが買おうも買えずに日がすぎていた。



まぁ結局買って読んでみた訳だが、おかしい・・・一ページが終わらない。

たかが60数ページ。電車の中で読み終わると思い楽しみにして本を開いたが、コレは家に帰ってじっくり読む必要があると感じ、本を閉じた。


あれ?自分ってこんなに読解力無かったっけ?
造語?なのか?何を書いているのかよく理解できないまま、現状の自分の想像力でその見慣れない文字の陳列が意味する事を補完せざるを得なかった。

救いとして挿絵が書かれていて、その挿絵である程度のイメージを作り上げるのだ。

挿絵不要派だが、今回は挿絵に助けれた。(厳密に言えば助けきれていないが)



作者の想像と自分の想像が少しずれたら、全く別の物になってしまう。読んで、理解出来ない丁度良い所で挿絵が挟まれる、「あ、なるほどこういうことか」その挿絵でズレ始めたイメージを修正する。

丁度中盤から上辺りで表紙に描かれている話になる。そこで、あらかたの世界観の全貌が理解できる。

と思いきや、クライマックスでまた何かよく分からない事が始まった。


皆勤の徒を読み終えた頭の中は疑問とモヤモヤに満ちた。

俺は読解力が無いようだ。


救いの手をネットに求めた。ネットの感想を見ると、自身もその感想に影響されてしまうので、簡単な解説くらいしか読みたくは無いのだが、そんな悠長な事は言ってられない。


すると良い感じのちょいコメントに「とりあえず最後の大森さんの解説を読みなさい」と書かれていたので、そういえばそうだったと解説にページをめくる。

解説を読んで安心した。どうやらこの本は本当に難解で「独創的すぎて、理解してもらえないかも・・・誰が読んでも面白いとは言えない」と書かれていた。

よかった、俺だけじゃないのか、背伸びして理解した気になれなかったのでこの解説は非常に意味がある。

解説で笑ったのが【表題作を途中まで読んで挫折しそうになり、なんらかの助けを求めてこの解説のページにたどり着いた人には・・・】と書かれていて、まんまと自分の事であるが、大森さん、良いのかそれで(笑)

とりあえず言われた通りに本書の中の短編達を先に読み進める事にした。
なるほど、少し癖が強いが確かにまごう事なきSFである。最初の皆勤の徒から進むに連れて、どんどん話が読み安くなっていく、この本は順番が逆だ(笑)

大森さんが解説で言いたい事が徐々に把握できるようになっていった。
この四作品のチョイスはなかなか絶妙で、新人だからこその酉島ワールドをただのSF作家にとどまらせようとせずに、あえて難解な皆勤の徒を前に持ってくる事で、この作者の天才性を惜しみなく表現したいんだなと言うのが伝わったように感じる。


だからと言ってコレは解説読まないとわからんよ、という事で何だか納得しきれる訳ではないが、確かにそう言われれば何回も読んでみようと思ってしまうから不思議だ。

難解ほど何回も読みたくなる。

失敬。


これkindleだけで読んだ人大丈夫なのか不安になるが、しかし、大森さん達に天才と称され、SF界の金字塔と呼ばれるのならば、この酉島伝法さんの書く世界を何が何でも理解しなればならないという使命感にとらわれる。

難解だから仕方ないといってもやはり自分自身が読むことに対して力不足であるということは変わりなく、今回はソレを非常に痛感した。


とりあえずこの作品と作者を理解しなければならないのだが、コレを理解するために何が足りないのかがさっぱり分からない、多分、そこが分かれば、ビールの味がわかる頃合の若者程度にはなれるだろう。

何が足りないのだ。それがわかるまではこの本を大切に保管しておかなければ行けないようだ。


そして何となく自分も解説っぽく書いてしまう。えらくマジメに書いてしまったので最後に俗っぽく

ぷよーん





.

2013年12月11日水曜日

12月。人生は短い

やばいです12月です。大学生活終わります。もうだめだおしまいだぁ~俺一人で一体何ができるっていうんだ~










 以前使っていたカードリーダーのピンが折れたので新しいの買い直しました。

7D使ってるとCFカードなのでノートパソコンとかにデータ送るの地味に厄介なんです。

また、撮影は僕でも編集が別の人の割合が多いので、今日撮ったデータをそのままカード事渡す場合、カードリーダーが無いと相手が取り込めない状況になるわけです。



最近のUSB3.0製品えらく安くなりましたね。そろそろ別企画のUSBが出るという噂もちらほらありますが、まだ家の2.0使ってる人間には3.0が爆速すぎて笑えます。



















2013年11月10日日曜日

2013年11月8日金曜日

南極点のピアピア動画




読みました。

ここ最近のSF小説全く追えてないので、もう何が面白いのかわかりません。





凄いですね。この挑戦的な表紙! 去年に文庫化されてたので絶対に本屋の棚でみてたはずなんですが、多分、というか、間違いなく。ラノベと思って無視してたアレです。


んじゃ、何で買ったんかと言うと、まぁ何かこの帯ですよね。

ベストSF第4位。ほぇーこれ4位なのかぁ何、これ人気なの???星雲賞取ってるよ大丈夫???って言う事で興味本位で買ってみた所存にあります。






感想言うと 何だこれ!? です。いや、本当に。 

最初は「あー、なるほど。こう言う感じね。はいはい」って感じで読んでて、
中盤も「あー、はいはい。こう言う感じね。うんうん」
んで終盤。「?????????????」


え?あ・・・そう来たのね。これは予想出来る人いないわw って感じになりました。


SFしてますね(褒め言葉)


全然中身と関係ないけど、やっぱネットの将来ってディストピアなのかユートピアなのかを考えさせられますね。


人間がパソコンに頼りすぎると危険という作品が多々ある中で、この作品は曲りなりにもネットの希望というか。ネットを媒介にして沢山のものが繋がるという理想が見えてくるようです。

現実のあるネットスラングをちょっと大げさにした感じですが、これがネットのあるべき未来なんでしょうかね。


ちょっとオタク色が強い作品ですが非常に読みやすい作品だと思います。




2013年10月15日火曜日

NEXUS7 カメラモニター活用

セイバルコンの撮影にて



もうすでにご存知の方も居られると思いますがお持ちのタブレットが一眼レフカメラ(CANON限定?)の外部モニターになるんです。


このDSLRcontrollerというアプリをダウンロードする必要があります。


https://play.google.com/store/apps/details?id=eu.chainfire.dslrcontroller&hl=ja

有料でクレジットがないとDL出来ないのがネックですが・・・






タブレットは全部に対応しているのかは分からないのですが、僕は無難にNEXUS7を使っています。


カメラはEOS 7D 



接続方法が少し特殊でしてHDMIを使うのではなくUSB接続になります。








ミニUSBケーブルに上記のマイクロUSB変換を繋げます。

するとアプリが自動で立ち上がり、一瞬でNEXUS7がカメラモニターに変貌します。



これだけだと三脚穴も無く不便なのでこういったモノを購入しました↓
ガジェットショップなので1000円ほどで売ってます。


そして自由雲台などと組み合わせれば、本格的外部モニターになります。
因みにこの画像のカメラは5Dmark2 です。




半年ほど使ってみた感想を言うと。非常に便利です!

ネクサス23000外部モニタはー(7インチ)だいたい3万超えます

まぁ最初から外部モニター買えよってなんですが曲がりなりにもまだ学生身分

「タブレットも欲しいがモニターも欲しい・・・どっちも買う金は無い!!そんな学生の悩み解決してくれる素晴らしいアプリだと思います


むろんタブレットを無理やりモニターにしているので色々とデメリットがあります。先にそのデメリットから上げて行きます。



その1。まず接続が安定しない。さっきまでは付いたのに次にやるときはつかなかったりします(そう言うときはケーブル抜き差しして無理やり直します)


その2。1フレームほどのタイムラグがあります。普通に使う分には気になりませんが早い動きの時は結構目立ちます。(まぁ仕方ない)


その3。プレビュー出来ない。そのままの意味です。プレビューできません。これは痛いですね。最近のアップデートでプレビューできるようになりましたが、FHDの動画だとUSBケーブルでは処理しきれないようです。

その4。バッテリーが交換できない。僕的にこれが一番キツイ(T_T)ネクサスもまぁまぁバッテリーがもつのですが、朝からスタジオでフルで使っていたら4時頃にはもう無くなってました。大体7時間くらいは持ちます。充電しながら接続できるツインマイクロ端子とかがあればよいのですが・・・ないですかね?情報求む!



まぁこんな感じですかね使ってみて目立った所は・・・


さて、いろいろデメリットもございますが、無論勿論メリットも多々あります。


EOS機はHDMIでモニターを繋げるとカメラ側のモニターが落ちるので同時表示ができません。
しかしNEXUSモニターはUSB接続なので両方で確認が可能なのです。

よって監督にモニターチェックさせといて自分はカメラ側のモニターを見る。と言った荒技もできます。

オープンの撮影では結構モニターのほうが見にくいのでカメラ側にLCDVFというモニタールーペを付けて見たほうが確実な時があります。

そうすると監督がモニターが見えないという事があり、そう言った時にこの機能がとても重宝されました。





さらにここがお気に入りなんですが、タブレットなので全部タッチパネルなんですよ。設定変えるのが凄まじく楽チンで楽チンで・・・

得に色温度を意図的に変える時なんてのはカメラ側で操作すると凄いメンドクサイんですよね。
それがタッチパネルで感覚的にパパッと出来るのが良いです。


録画もシャッタースピードもISOも全部タッチパネルで操作できて本当に便利ですよ。
もしEOS機を持っていてついでにNEXUS7も持っているなら是非使って見てください。

まぁプロの現場ではモニター使ったほうが確実なので本当に金が無い自主制作などでしか使わないと思います。

しかし無いよりかは確実に役に立つのは間違いないですよ。










2013年10月8日火曜日

個人的に好きな映画シリーズ

もはや、ブログのネタ切れ感否めないタイトルがやって来ました!




ネタはいっぱいあんよ。しかし、いざブログにまとめると写真撮って~データ探して~何だかんだすんのがメンドクサイメンドクサイ(笑)



けどまぁ殺しとくのも勿体無いので更新のために書いたと正直に言いましょう(笑)



もう、前置き無視して自分の好きな映画シリーズ始めます。ブログ更新の繋ぎとして



因みに映画の感想なんてどこのどいつもやりまくってるだろうなんで詳しく書かずに私情でパパッと終わらせます。ハイ



このシリーズし始めたら 「あぁーこの人ネタないんだわぁ」と思ってください・・・



という事で記念すべき第一弾!





                月に囚われた




これが良い映画なんだわ。SF界でも何だかんだ言って地味に素晴らしい映画と言わせたら五本の指に入るかもしれない傑作。


何が良いってほぼ一人芝居って所ね。サム・ロックウェルサム・ロックウェルサムロックウェルガーディがあーだこーだして終わるスッゴイ面白い映画。


何よりタイトルが素晴らしい。邦題を考える人は下手くそとよく言われるが、コレは非常に素晴らしいネームセンス。


本題MOONが邦題月に囚われた男

古典SFっぽいタイトル!良い!中身もムカーシのフィルムSF見たいな収束感?みたいなのがあって凄い心を奪われます。




そしてコレは個人の話なんですが、DVDを買って欲しい。DVDに入ってる特典メイキングとインタビューが凄い面白い。

ガーディーが2001年宇宙の旅のHAL9000のオマージュだとか、こんな小ぶりな映画の中に色んなSF映画の要素が組まれているというのがこの監督凄いなぁと思わせます。





以上です。






2013年9月21日土曜日

The1


ブラックマジックポケットシネマカメラというカメラがあります。




http://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagicpocketcinemacamera



http://www.blackmagicdesign.com/jp/products/blackmagicpocketcinemacamera



かなり小さくとも2.5k撮影が可能だそうで面白いカメラですね。
お値段も10万円と非常にリーズナブル。

マウントもマイクロフォーサーズなのでGHシリーズやEーPLシリーズを持ってる方はレンズが共有できます。

更に、m4/3の中で話題のFDレンズも使用できるので、高いレンズを購入することなくこのレンズ交換を楽しめる訳です。

その代わり35mm換算3倍らしいので望遠は強いですが広角がほとんど存在しません。

パナソニックの8mm魚眼を使ったとしても24mmと魚眼の必然性が無くなってしまいます。

割り切って広角として魚眼を使用しようにもフィルター類がつけられないのがネックになるでしょうね。




最後にBMPCCで撮影された作品です。







2013年9月16日月曜日

2013年8月8日木曜日

Gravity






何か久しぶりです

夏ですねとうとうですね夏って何も無い・・・・


この前凄い映画予告みましてね。






何だこの映画!!

この無重力!!

この本物宇宙!!

予告すでにお腹いっぱい感覚!!

宇宙服フェチにはたまりませんなぁw


何気にISS(国際宇宙ステーション)がそのまま出てくる映画って無かったですよね(多分)

http://ja.wikipedia.org/wiki/国際宇宙ステーション


引退なさったスペースシャトルが出てくるあたり、SF映画というよりはデイアフタートゥモローとかのパニック物として扱われるんでしょうか?これどうやって二時間物にするんだろ?

楽しみ。



それだけです。
















2013年6月8日土曜日

オブリビオン(ネタバレあり)



オブリビオン観てきました。割とネタバレっぽいかもしれないので観る人は読まないように















今年入って3ヶ月に一回はSF映画の感想ブログやってますね(笑)



最近SF映画よく公開されますよね。


まぁ~ことごとく予告詐欺というか設定はワクワクするのに蓋を開ければ何だコレ?状態のが乱立していたので今回のオブリビオンも期待せずに観にいったのですが・・・



久々にSFやってくれましたね。


テットのデザインとテットが空から見える描写が個人的に凄くツボです!!




一月に観たルーパーは設定そのものミスリードが斬新で。4月に観たクラウドアトラスは哲学的な内容でしたが、いやー、やっと王道で来てくれたかと。



世界観設定がしっかりしています。


いたるところにSFの記号が練りこまれていて、全く退屈させません。



しかし、逆にSF的記号を入れすぎて「この設定、どっかで見たことあるぞ?」と感じる事はありますね。


また、この映画の矛盾しているというか腑に落ちないところは設定はしっかりしてるけど肝心の人間描写が凄い適当なんです。

そこが勿体無いかな。






原作はなんなのか分からないのですが、実にフィリップ・K・ディックっぽいなぁと思いました。


ディックではないのは間違いないのですが、間違いなくディックの影響を受けているでしょうね。


自分自身の存在定義。ディストピアなのかユートピアなのか。管理しているのかされているのか。

ディックの作風まんまですよね。













ここから壮大なネタバレ




















僕がこの作品で最も評価したいのはテットの中の人工知能だったりします。




スカヴが実は人間だったとか正直序盤でわかります。そして、人間とわかれば、必然的にテットの中が宇宙人だということも予想されます。


無論予想通りでしたが、唯一違ったのがテットの宇宙人が人工知能一個だけだったということです!!

人工知能だったという事はソレを作った文明があるということなんですよ!!!


僕はてっきり序盤の「とにかくスカヴが暴れまくった」という設定から宇宙人が野蛮なよくある侵略系宇宙人でありがちな結果になるだろうと完全に思っていたのですが。 (だってクライマックスどう見てもインデペンデンスデイじゃん!!!! )それが人口知能だということは、どこかでソレを作った知的生命体がいて、それが何一つ描写されていないところが凄くSFっぽい!!!!



ここが凄いクラーク宇宙のランデブーとかその辺を連想させますよね。



テットは誰が作ったのでしょうか? 渋い。







と絶賛していますが、かと言って今まで観たSF映画ベストシリーズには入りきらないですね。

最近のはなーんか違う。なんなのか分からないのですが、なーんか違うんですよ。




んーーーなんなのでしょうね・・・






2013年5月17日金曜日

ゴッホ展






五月ですね。五月病ってやつです。4年目になって今来ました(笑)笑えない笑えない。
いやー、皆さんどうですか?4年生の大学生で何かこう不安も何もないハッピー♪な人はよっぽどの幸せ者かバカかのどっちかでしょうね。




あー      ポユゲ








はい、京都市美術館でやってるゴッホ展に行って来ました。

大阪の人間なのですけど一番京都にアクセスしやすい市に住んでいるのでフラッと京都に行けるのは良いですね。













フィンセント・ファン・ゴッホという名を知らない人はいないでしょう。世界的にも著名な画家の一人ですね。


代表作に 「ひまわり」「夜のカフェテラス」「星月夜」などが有名ですが、今回の美術展では、そう言った代表作というのは出てきません(笑)
ゴッホ展なんてまぁ知らないうちに何回も何回もやってるでしょうから(^_^;)



今回の展示はサブタイトルに書いてあるように「空白のパリを追う」でして、ゴッホという画家の歴史、作風の変化。さらにはゴッホの作品から見られるゴッホゆかりの地の紹介などがメインでしたね。


ゴッホの作品はほとんどが厚塗りなので写真ではわからない、作品のダイナミズムというのがあります。地上を描いているのにまるで波のような流れるタッチが実に独創的なのは、言うまでもないでしょう。


しかし、写実的な描写という意味ではゴッホは当時の人間から見たら間違いなく『下手くそ』の類に入っているでしょうね。

実際に本物を見ればわかりますが、もし僕が写実主義の人間だとしたら、ゴッホの絵は非常に荒く殴り書きの素人と勘違いしてしまうでしょうね。

そういった事でゴッホが当時売れない画家だったいうのも理解できます。




話変わりますが、日本人はゴッホを好きな人が多い印象です。ゴッホ自身が日本大好きだったというのは有名な話です。



【日本を愛した、ゴッホ。http://www.youtube.com/watch?v=UrJBTxoHxLE 


上のリンクの動画見ていただいたら、ゴッホと日本の関係がわかると思います。


僕も結構人並にですがゴッホ好きです。ゴッホという人間が好きですよね。


ゴッホの一生ってもう本当に不器用なんです。

恋も友情も夢もとにかく不器用で、「コイツ幸せだった時なんてあるのか?」と思ってしまうくらい救われない人生を送っていたんですよね。
そして最後は拳銃で自殺ですよ。



そんな事情を知らないままゴッホの作品を見れば、あの明るく大体な筆遣いからまるで希望に満ちているような感覚に陥るでしょう。

そういった皮肉。それは死後ゴッホという人間の一生が実にドラマチックだというところが愛される所以の一つだと思います。


ゴッホについて何てプロから素人まで書きまくってるので、もう本当に今更ですけどね。





しかし、アレですよね。

死んでから評価されるなんて、そんなアホらしい事この上ないですよね。

村上隆などは「芸術家は死んでから始まる。生きてる内に評価なんてされやしない」と割り切った意味で言っていますが。誰が死んでから評価されたい奴がいるんだと。



皆生きてる内に評価されたいでしょ、そりゃ。



もし天国でゴッホが見てたらどんな気持ちなのでしょうね。

少なくとも彼は自身に絶望して、銃口を向けて37年の人生を終わらせました。救われないなぁ・・・
そんな彼の作品を見て喜んでる僕達って何なのですかね???


芸術家の存在意味と末路って何なのでしょう。とゴッホの評価を見るたびに僕はそう感じていしまいます。








暗い終わり方だなぁ(笑)





















2013年4月12日金曜日

クラウド・アトラス




春です。僕は今年で大学生活ラストing for lastなわけです。
それだけです。







見てきましたよぉー

楽しみにしていたクラウドアトラス!







デイヴィッド・ミッチェル原作小説を前に借りて読んでいたのでまさか映画化されるとは思っていなかったです。


ネタバレになるのであまり多く語れませんが「面白かった」です。





小説は上下二巻の時代を越えて六つの物語が進展してく世代型のオムニバスになっているのですがこんなん三時間で収められるのか?と思っていましたが、なるほどそうきたか。









流石マトリックスの監督を務めただけあるというか何というか奴ら 「テーマ」を変えてきやがったという斬新さ。

やったら映画では「輪廻的なんがどうのこうの~いつの時代もどうのこうの~」と言ってきますが
小説はそんな事ありません。

小説は(ちょいネタバレ)過去に起こした、発言した行動が未来に繋がるというバタフライエフェクト的な内容でしたので小説の流れも時代順でした。


映画では時代はぐちゃぐちゃに進行していきます。
これはなるほどと思いましたね。トム・ティクヴァとウォシャウスキー姉弟がミッチェルの作品を土台に小説的な話を映像的な話に上手く変更したと感じました。


ザクJ型をザクF型にしたといような・・・とういうよりもガンダムでマクロスをやると言ったほうが良いのかな?




その為ある意味この映画での醍醐味であるエンドロールに置ける映像ならではのテイストを加える事に成功しています。

つまり、この映像的な隠し味を作る要素にミッチェルの小説が大変マッチした訳でほかの原作では難しかったはずです。そう言った意味でこの作品は「よくこの原作を見つけてきたな」という関心があります。そこに拍手。



作品的には長く語られる物ではないと思いますが(そもそも今のSF映画がこの先長く語られうる物が無い・・・)個人的には良い作品だと思います。



原作を読まないとわからない!というパターンの映画でもないんですよね。ちゃんと映像用に改良されていますから。でも気が向いたら読んでもらいたい作品だと思います。


しかし、まぁ何といいますか。SF史に残るような作品を作りたければこれより更に上位の物語を作らないと行けない訳で・・・・・・
















2013年3月3日日曜日

竹田城に行く。

プロっぽく撮っただけで意味はない(笑)


三月ですね。就職活動やら卒業制作やらなんやらで忙しい時期です。


たまには息抜きも大事ですよ。たとえば自然に触れるとか・・・山に登るとか、竹田城行くとか、竹田城行くとか竹田城行くとかね。












はい、タイトルの通り兵庫県朝来市にある日本のマチュピチュで有名な竹田城跡に行って来ました。




http://www.city.asago.hyogo.jp/0000001275.html


前から行きたかった場所なので春休みがてら友人数人連れて出発。

大阪から車で3~4時間ほどで到着。


夜中に出発したので到着してもまだ夜明け前でした。




結論から言うと雨降ってたので日の出は撮れなかったです(T_T)





竹田城のベスト撮影ポジションを探すために立雲峡を登るのですが雪が凄い残ってて滑るし寒いです。




そして寒い中、霧が良い感じになるのを待つ我々達。




マイカメラ。 頭にgo proつけてます。









竹田城ぬきにしてもなかなか面白い景色ですよ。





そして竹田城。


直前まで雨が降っていてかつ、曇ってたので、暗かったですが、天空都市っぽさは存分に出てますね。


本物は実に絶景です。



別のアングルから引いて見てみれば、竹田城がマチュピチュと呼ばれる所以がわかりますね。








やっぱりこういった場所にカメラもってフラッと行くのはとても楽しいですね。







外国行きたい・・・・









2013年2月12日火曜日

エナメルバックはカメラバック



二月ですね。二月といえばバレンタインですね。バレンタインといえばチョコですね。






僕チョコ好きですよ (意味深)













こういったカメラバックが最近欲しいのですが微妙に大きいサイズは高いですよね。

変な機能いらないからとにかく沢山入ってほしい!!のです。


ヨドバシで探して来ましたけど、どうも理想の物がない。





コレとか↑よいですが、まだまだ一万越えは手が出ないです。



そこで・・・









はい、学生時代サッカー部で使っていたエナメルバック




もう運動部だったら誰でも持ってるでしょう。     うむ、汚い。



なんかもうコレで良い気がしてきたので(笑)コイツをカメラバックにしようと思いました。




という事で購入。 もう説明不要でしょう。








ヨドバシだと2300円です。




ふむ、ジャストです。



普通にカメラバックも持ってるのですがリュック式は家に置いとく時は不便ですよね。



あと、こういったオプション物がかなりかさ張ります。













とりあえず入れまくってみましたが、それでもまだまだ余裕で入りますね。




5000円前後のカメラバックってレンズ二本。ボディーですぐ一杯になってしうのでやはり見た目は悪けれどコスパは良いですね。





さらにサイドポケットも非常に大きくかなり色んな物が入ります。






本来がスポーツバックなので、防水性も高く丈夫にできているのでアクティブな撮影の時は重宝しそうです。





というか家に置いとく用なんですけど(笑)