おひさしぶりです。12月ですね。うわ!もう12月だよ!?
月日が経つのは何故にこうも早いのか。
こうやって人はじわじわと夢や希望を心の中に閉じ込めて、不条理で理不尽な社会で己の生活を維持するために、人生を消化して行き。気づけば何をする事もなく。何かできる訳もなく。むしろ何もやる気も起きなくなり、ただ平凡で当たり前なその時代に生まれた、たかだか一人の人間としてその歴史を終わらせるのでしょうね・・・・
ちっ
ハイ! エル・グレコ展行ってまいりました。
http://www.el-greco.jp/
芸大生割引で900円でした( ^∀^)<やっぱり芸大生は美術館行かないと損やで
中之島にある国立美術館です。今月の24日までやってまいますので興味のある方はお早めに。
色々と考える所あって、作品的興味と作品展示的興味を持ちあせているので作品のレイアウト。どこの美術館からいくつ来ているなど調べるのも非常に楽しく感じます。
エル・グレコと言う画家はおおよそ400年前の人物であるのですが、作品の保存状態がどれも素晴らしく、今もその彩色を損なうことはないように思えました。
恐らく幾通りもの修復はされてはいるのでしょうが。
さて、エル・グレコで有名な作品は「受胎告知」です。
二種類あるのですが、その一つ、とりわけ色彩豊な方
この絵の展示方法がなかなか素晴らしく。これはキュレーターのなせる技なのか。と感じました。
というのも、この作品。修復ではあるのでしょうが、非常に色の乗りがよく、どの角度からみても美しく見える絵でして。それを配慮しているのか。あえて豪華な額縁ではなく、質素な額縁に変えられていたのです。
額縁ははめる構造上「絵が額の中に入る」ようになりますよね。
しかし、この額縁、微妙に盛り上がっていて絵が前に出るように出来ているのです。
ですから下の画像のようにどこからでもよく見えるようになっています。
(あくまで推測ですので、真相は知りませんが)
そして、この「無原罪のお宿り」
作品を全部見て、あー終わりかぁと思った最後に待ち受けていましたが。
これがかなりデカイんですよ。
デカイという予備知識がなかったので急な不意打ちに圧倒されました。
通路の壁で隠れていて最後の最後になるまで見えないようにされており、そんな事も知らず。グレコの手紙を読んで横を
振り向くとこの絵が天井まで壁一面にそびえ立っていました。
「うわぉ」って感じです。いや、ホントに
多分「絵」に興味ない人もコレは分かると思いますよ!
久しぶりの美術館でなかなか楽しかったです。
あまり大学生している時間も限られてきているのでこういった美術展があるときはできるだけ足を運んで行きたいものです。
この後エヴァQ見に行きましたが、それについては不毛ですな(笑)
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